管理職を降りたいと思いながら、
「この選択は後悔しないだろうか」
「キャリアを諦めたと思われないだろうか」
と悩んでいませんか?
私自身、育休復帰後に管理職を続けるか本気で迷い、
最終的に“降りる”という選択をしました。
この記事では、
・管理職を降りた理由
・実際に後悔はあったのか
・どんな人は降りた方がよく、どんな人は続けられるのか
を、体験をもとに整理します。
私が「降りる」という判断に傾いた理由は、主にこの3つでした。
・子どもの体調不良による突発対応が続いた
・クレーム対応が中心で成長実感が薄れた
・このままの延長線に将来像が描けなかった
なぜ私は「管理職を降りる」という選択肢を考えたのか
第一子の育休復帰後、私はそのまま管理職として働き続けていました。
「管理職=キャリア」だと思っていたし、簡単に手放していいものではないと感じていたからです。
ただ、第二子を妊娠・出産し、仕事と家庭の両立が一気に“現実の問題”としてのしかかってきました。
さえママ「この働き方、本当に続けられるのかな?」
そう感じる瞬間が、少しずつ増えていったのがきっかけです。
- 管理職を降りるか迷ったときに整理すべき論点
- 「続ける/降りる/辞める」を比較したときの判断軸
- 降りたあと、実際にどう変わったか(良かった点・不安だった点)
当時の状況(仕事・家庭・体力)
仕事面では、
- 部下のマネジメント
- クレーム対応の最終窓口
- 判断に正解のない意思決定の連続
が常に求められていました。
家庭では、
- 夜泣きによる細切れ睡眠
- 子どもの体調不良による突発対応
- 朝は分単位で動く生活
が日常でした。
仕事量そのものよりも、
- 「責任を背負い続ける状態」
- 「いつ何が起きるかわからない緊張感」
が、体力より先に思考力を奪っていった感覚があります。
迷った選択肢(続ける/降りる/辞める)
当時、頭の中にはこの3つの選択肢がありました。
- このまま管理職を続ける
- 管理職を降りて働き方を変える
- いったん仕事を辞める
正直、「辞める」も何度も頭をよぎりました。
毎日が時間との戦いで、
「これ以上、頑張り続けるのは無理かもしれない」と感じていたからです。
ただ一方で、
- 再就職の難しさ
- 収入面の不安
- キャリアが完全に途切れること
も、現実的な不安としてありました。
私が「管理職を降りる」を選んだ判断軸
最終的に重視した判断軸は、とてもシンプルです。
- 今の体力・気力で“安定して続けられるか”
- 誰かに迷惑をかけ続ける前提になっていないか
- この働き方は、1年後も再現できるか
「一時的に頑張れるか」ではなく、
「無理なく回り続けるか」を基準に考えました。
管理職を続ける選択は、当時の私にとっては“短距離走を全力で走り続ける状態”。
それに対して「降りる」は、
ペースを落として長く働くための調整だと捉えるようになりました。
迷ったときのチェックリスト



先に結論:私は「辞める」ではなく、降りて続けるを選びました。
- 最近「判断力が落ちた」と感じる(決められない/ミスが増える)
- 家庭の突発対応がある前提で、仕事の責任が重すぎる
- 休むたびに「申し訳なさ」でメンタルが削られる
- 今の役割のままだと、1年後も同じ苦しさが想像できる
- 辞めたい理由の大半が「仕事内容」より「責任の重さ・緊張感」
キャリアを諦めたわけではないと考えている理由
管理職を降りることは、キャリアを諦めることでも、逃げることでもありません。
私にとっては、
「辞めないための選択」
「働き続けるための調整」
「次の段階に進むための一時的な変更」でした。
育児期は一時的なフェーズです。
今はレーンを切り替えているだけで、
子育てが落ち着いたタイミングで、再び元のルートに戻る選択肢も残せると考えています。
管理職を降りたあと、実際どうなったか
管理職を降りたことで、
- 出張はほぼなくなり
- 残業も減り
- 子どもの体調不良時にすぐ休める体制
が整いました。
役職を失ったことで「キャリアが止まった」と感じるのでは?という不安もありましたが、実際は違いました。
プレイヤーとして業務に集中できるようになり、
新しい分野のスキルを身につける機会も増えました。
「仕事って、こういう感覚だったな」と久しぶりに前向きに感じられるようになったのも、この頃です。
管理職を降りた方がいい人/まだ続けられる人の特徴
降りる(役割調整)を検討した方がいい人
- 今の働き方が「根性論」で成り立っていると感じている
- 家庭の突発対応がある前提で、仕事の責任が重すぎる
- 責任の重さよりも、継続性を重視したい
- キャリアを“一度止める”のではなく“調整したい”人
今はまだ続けられる可能性がある人
- 今は体力・環境に余裕がある
- 管理職としての経験を短期集中で積みたい
- サポート体制が十分に整っている
どちらが正解という話ではありません。
フェーズによって最適解は変わるというだけです。
まとめ:キャリアは「段階調整」できる
管理職を降りることは、キャリアを諦めることでも、逃げることでもありません。
キャリアは一直線である必要はありません。
ライフステージに合わせて、スピードや役割を変えていいものだと思っています。
私は、キャリアを諦めたのではなく、
キャリアを続けるために働き方を切り替えました。
この考え方については、
運営者ページにまとめています。
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