こんにちは、ママの皆さん!

「ファミサポって便利そうだけど、実際どうなんだろう?」
「知らない人に子どもを預けるのは、ちょっと不安…」
そんなふうに感じているママに向けて、実際にファミリーサポート(ファミサポ)を活用している私の体験談をお届けします。
どんなふうに利用したのか、どんな方が対応してくれたのか、
そして使ってみてわかったメリット・デメリットまで、リアルな体験をもとにまとめました。
少しでも、ファミサポを検討しているママの参考になれば嬉しいです。
- 急な用事や残業時に子どもを預ける方法を知りたいワーママ
- 育児と仕事の両立が難しく、地域のサポートを探しているワーママ
- 家事や育児の負担を減らすために、手頃な支援サービスを探しているワーママ
ファミリーサポート(ファミサポ)とは?
ファミリーサポート(ファミサポ)は、子育ての援助を受けたい人(利用会員)と、援助できる人(提供会員)が地域の中で支え合う仕組みです。
保育園の送迎や一時的な預かりなど、ママの「ちょっと困った」を地域で支える制度として、多くの自治体で運営されています。
東京都23区の主な利用料金例(2025年時点)
- 平日 7:00〜19:00:1時間あたり 800円
- 土日祝・早朝・夜間:1時間あたり 1,000円



※区によって異なる場合がありますので、詳細は各自治体のホームページをご確認ください。
どんなときに使える?ファミサポ活用例
- 保育園や幼稚園の送迎が間に合わないとき
- 自分が病院や美容院に行く間、子どもを見てもらいたいとき
- きょうだいの通院中、もう1人を預けたいとき
- 保育園が休みの日の一時的な見守り
- 仕事復帰後の残業や出張対応に
- 上の子とゆっくり過ごしたいときの下の子見守りにも



ちょっとお願いできる人がいるだけで、心の余裕がまったく違いました。
「誰かに頼る」って、子どもにとってもママにとっても優しい選択だったと思います。
ファミサポを使ったきっかけ
1人目のときは「いざという時のため」に登録だけしていました。
でも、2人目が生まれてワンオペ育児が本格化し、現実的に人手が足りなくなって、利用をスタートしました。
きっかけは、下の子が発熱して発熱外来に連れて行った日のこと。
「付き添いは1人で」と言われていましたが、上の子も一緒に連れて行くしかなく、とても大変でした。



その翌日には上の子も風邪をひいてしまい、もう大混乱。
一時預かりじゃダメなの?と思っていた私がファミサポを選んだ理由
正直なところ、最初は「一時預かりで十分じゃないかな」と思っていました。
でも、実際に使ってみて感じたのは、ファミサポにしかない柔軟さと安心感があるということでした。
一時預かりも何度か利用していましたが、
定員オーバーで預けられなかったり、きょうだいや親が風邪気味だと利用できない施設もあったりと、思うように預けられないことが多く、本当に困った経験があります。
そんなときに思い出したのが、ファミリーサポートでした。
ファミサポは、事前に顔合わせをした提供会員さんと個別にやり取りができるので、
「この日、この時間にお願いしたい」といったピンポイントの依頼がしやすいのが大きな魅力です。



きょうだいを同時に預かってもらえるケースもあり、家庭全体のスケジュール調整がしやすいのも、私にとっては大きな安心材料でした。
実際に利用したファミサポの活用法
ファミサポ1人目:保育園入園前、週2〜3回の遊び時間に
保育園に入園する前、自宅保育をしていた上の子を週2〜3回、
13時〜15時の2時間ほど支援センターや公園で遊ばせてもらっていました。
お願いしていたのは、徒歩10分ほどに住む小学生ママさんで、教員免許をお持ちの方。
やり取りはLINE、支払いはPayPay対応で、負担なく利用できました。



子どももすぐに懐いて、「またあそびたい!」と嬉しそうに話してくれました。
ファミサポ2人目:70代のご夫婦に兄弟でお願い
2人目は、徒歩15分ほどの場所に住む70代のご夫婦。
ご夫婦で活動されていて、兄弟を同時に見てくれるのがとても助かりました。
- 1回目:私が講座に参加している間
- 2回目:私が病院に行く間
どちらもご自宅で預かっていただきました。
事前に訪問させてもらい、広くておもちゃがたくさんある環境に子どもたちも大喜び。



区の子育てボランティアにも参加されていて、子どもへの関わりも丁寧で安心感のあるご夫婦で安心でした。
実際に使って感じたメリット
- 病院や一時的な用事の間に預けられて、心に余裕が生まれる
- PayPayなどのキャッシュレス決済に対応してくれる会員さんもいる
- 「○○公園で遊んでから帰ってきてほしい」など、細かい希望も相談しやすい
- 一度マッチングすれば、LINEで直接やりとりできてスムーズ
- 地域に住む会員さんなので、近所の公園や支援センターなどにも詳しい
- 兄弟を同時に預けられる場合もあり、スケジュール調整がラク
- 1時間あたり800円〜とベビーシッターよりも費用が手頃



初めては不安だったけど、子どもが楽しそうに帰ってきて安心。
思ったより柔軟で、「これならまたお願いしたい」と感じました。
ファミサポに預けるデメリット・注意点
- 移動時間が料金に加算されることがある(徒歩何分=何分加算かは事前確認が必要)
- 会員さんによっては、希望の曜日・時間帯に対応できないこともある
- 利用前にマッチングや面談などの手続きが必要で、初回は少し手間
- 預ける際に、おむつ・着替え・水筒・軽食などの持ち物準備が必要
- 初めての方に預けるときは、子どもの性格や注意点を説明する手間もかかる



最初の準備や説明は少し大変でしたが、慣れたらスムーズでした。
ファミサポをスムーズに利用するための5つのノウハウ
1. 持ち物は“預けセット”として事前にまとめておく
預けるたびに準備するのは大変なので、おむつ・着替え・水筒・軽食・タオルなどはセットでまとめて常備しておくと、急なお願いのときにもラクです。
2. 最初の面談では「子どもの性格」や「生活リズム」も伝える
「人見知りする」「トイレは補助便座でできる」「このタイミングでぐずりやすい」など、その子ならではの情報を伝えておくことで、初回からスムーズに過ごしてもらえます。
3. LINEでのやり取りが可能なら、写真やメモで共有も◎
マッチング後はLINEでやり取りできるので、「今日の持ち物一覧」や「子どもの様子」「お気に入りのおもちゃ」などを写真やメモで共有するとお互いに安心です。
4. 移動時間の加算有無を事前に確認しておく
提供会員さんの自宅とこちらの距離によって、往復分の移動時間が料金に加算されるケースがあります。
「徒歩〇分で何分加算されるか」などは最初にセンターや会員さんに確認しておくと安心です。
5. 複数人とマッチングして“頼れる選択肢”を増やしておく
予定が合わない・急に依頼できないこともあるので、
「この人がダメでも、もう一人にお願いできる」という状況を作っておくと心の余裕が持てます。で用意されていたため、こちらで預ける必要はありませんでした。
まとめ
ファミサポは、登録や面談、持ち物の準備など、正直ちょっと手間だなと思うこともあります。



でも、いざというときに子どもをお願いできる人が近くにいる安心感は、思っていた以上に大きなものでした。
「この時間だけお願いしたい」「兄弟まとめて見てほしい」
そんな細かい希望にも応えてもらえて、気持ちに余裕が持てたのを実感しています。
無理なく、現実的に使える支援として、ファミサポはおすすめです!
頑張る皆さんを応援しています!