【体験談】マミートラックを避けたいママへ|キャリアを落とさない「役割の取り方」と交渉のコツ

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こんにちは、ワーママの皆さん!

さえママ

「マミートラックに乗るのは怖い」
「育休復帰したら評価が落ちる気がする」
「キャリアを落とさずに働き続ける方法が知りたい」

こんな不安、ありませんか?

私も、第一子の復帰後に営業+マネジメント+突発対応の環境で働きながら、

さえママ

「このまま同じやり方を続けたら、仕事も家庭も中途半端になるかもしれない」
「でも、ここで手を緩めたら“キャリアを諦めた人”になるのでは…」

と、何度も揺れました。

この記事では、マミートラックを“避けたい”人向けに、
キャリアを落とさずに働き続けるために私がやってよかったことを、実務寄りにまとめます。

先に結論:避けたい人がやるべきは「根性」ではなく設計

マミートラック回避は、気合いで勝つのではなく、役割の取り方・見える成果・交渉材料を先に設計すると現実的にうまくいきます。

この記事はこんな人におすすめ
  • マミートラックは避けたいが、家庭事情もあって無理はできない
  • 育休復帰後に「評価・案件・昇進」が落ちないか不安
  • 上司との面談で何をどう伝えればいいか分からない
目次

マミートラックを避けたいのに避けられない人の共通点

私の周りで「気づいたらマミートラックに入っていた」ケースには、共通点がありました。

  • 復帰前に、上司と「役割」「成果」「制約条件」を合意していない
  • 忙しさで、成果が“見える形”で残っていない(評価者に伝わらない)
  • 突発対応が前提なのに、任務が「代替できない設計」になっている

つまり、落ちる原因は「頑張り不足」ではなく、構造の問題であることが多いです。

私が「異動せずに復帰」して苦しかったこと(体験談)

私は第一子の復帰後、元の部署(営業+マネジメント)に戻りました。

当時は、

  • 出張が多い
  • クレーム対応が時間を選ばない
  • 判断の連続で思考力が削られる

という状態で、家庭側は突発対応が頻発。

さえママ

仕事の責任と育児の現実が、正面衝突していました。

特につらかったのは、

  • 朝8時の会議が、保育園の送迎と重なる
  • 子どもの発熱で、重要な打ち合わせを急きょ欠席する
  • 周囲に子育て中の同僚がほとんどおらず、「自分だけ足を引っ張っている」感覚になる
さえママ

「頑張っているのに、評価されにくい」
「迷惑をかけている自分が情けない」

そんな感情が積み重なっていきました。

    マミートラックを避けるためにやってよかったこと

    私が気づいたのは、
    「全部やろうとする人ほど、評価されにくい構造に入りやすい」ということでした。

    役割を「成果が出る形」に分解して握る

    私は、仕事を「頑張る」ではなく、成果が見えるタスクに寄せました。

    • 誰が見ても評価できるアウトプット(資料・仕組み・改善)を増やす
    • 突発で止まりやすい仕事は、チームで回る形に寄せる
    • 自分しかできない仕事は「属人化解除」しておく

    上司面談で話すのは「気合い」ではなく条件と代替案

    面談で有効だったのは、熱意よりも、前提条件+代替案+成果の出し方でした。

    そのまま使える面談の型

    ・制約:お迎えがあるため、◯時以降の突発対応は難しいです
    ・代替案:その代わり、◯◯は私が責任を持って週次で前倒しします
    ・成果:◯月までに「◯◯の改善」で数値(工数/売上/クレーム件数など)を出します

    私は最終的に、管理職を一度降りるという選択をしました。

    それは「逃げ」ではなく、
    このまま続けても成長が頭打ちになると感じたからです。

    役割を切り替えたことで、今は補助金申請など「成果が数値で残る仕事」に集中でき、
    評価のされ方も、働き方も、以前よりクリアになりました。

    家庭の突発対応は「登録」と「ルール」で先に潰す

    仕事の打ち手だけでは限界があるので、家庭側も「仕組み化」しました。

    • 病児保育・ファミサポなどは“必要になる前”に登録
    • 夫婦で「発熱時の当番」「お迎えの優先順位」をルール化
    • 保育園行事・締切は家庭内で見える化(カレンダー共有)

    それでも厳しいなら「回避」ではなく「一時調整」も戦略

    正直、役割や環境によっては「回避」が現実的に難しいフェーズもあります。

    その場合は、キャリアを捨てるのではなく、一時的に役割を調整して長く働くのも戦略です。

    「マミートラックは後悔するの?」と迷っている人は、こちらの記事で判断材料を整理しました。

    まとめ|回避の鍵は、評価される成果と“代替できる設計”

    マミートラックに乗るかどうかは、
    「頑張れるか」ではなく、どんな設計で働くかの問題だと、今は思っています。

    マミートラックを避けたいなら、根性で粘るより、

    • 成果が見える役割を握る
    • 制約条件と代替案をセットで交渉する
    • 家庭の突発対応を“前提にして設計”する

    この3つが一番効きました。

    この記事を読んで少しでも参考になれば幸いです。

    頑張る皆さんを応援しています!

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