こんにちは、ワーママの皆さん!
育休明け、新しい部署で「よし、頑張るぞ」と復帰した矢先――
まさかの、子ども2人同時インフルエンザ。

病児保育は使えず、夫も体調不良。
完全にワンオペの限界でした。
今回は、そんな私が「実母を飛行機で呼ぶ」という決断をしたときのリアルな体験をもとに、
判断基準・準備・費用・伝え方などをまとめました。
「頼りたいけど、頼れない…」と悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
- 実家が遠くて頼れず、子どもの体調不良時に毎回限界を感じているワーママ
- 仕事と育児の両立が難しく、いざというとき誰に頼ればいいか不安なワーママ
- 復職直後のトラブルに備えて、実家サポートや病児保育の準備を考えているワーママ
STEP1|実家に頼る判断基準
以下のうち2つ以上当てはまるなら、実家に頼る決断もありだと私は思います。
- 子どもが同時に複数人発熱
- パートナーが不在 or 体調不良
- 病児保育が使えない・予約できない
- 心身の疲労が限界
- 仕事をどうしても休めない時期
STEP2|頼ると決めた背景とタイミング
復帰初週に、子ども2人がインフルエンザ。
病児保育はNG。夫も寝込み…。



私ひとりで家事・看病・仕事を回すのは完全にキャパオーバーでした。
土曜の夜、夫と「これは無理だよね」と相談し、実家に電話。
遠方に住んでいる母に来てもらうことを決めました。
STEP3|呼ぶ前の準備
スケジュールと費用の見通し
- 行き:当日券 約4万円
- 帰り:1週間後の便 約2万円
- 交通費合計:約6万円(全額わが家で負担)
母用のお財布を準備
- 食費・日用品は専用の財布で精算
- 現金を入れて「自由に使ってね」と一言添えました
滞在中のざっくり役割分担
- 私: 最低限の在宅勤務
- 母: 育児(離乳食、遊び相手)、家事全般(買い出し・掃除・洗濯)
STEP4|伝え方のコツ
実際に私が送ったLINE・伝えた言葉はこちら:



「来週も仕事を休めない状況で…。急で申し訳ないけど、来てもらえると本当に助かる」
「飛行機代はこちらで出すから、来てくれないかな?」
ポイント
- “お願い”より“相談”ベースで伝える
- 目的・期間を具体的に伝える
- お金の話も最初にハッキリ伝えると、かえって気を遣わせません
STEP5|実際にかかった費用と目安
項目 | わが家の実例 | 一般的な目安 |
---|---|---|
交通費 | 約6万円(全額負担) | 全額 or 一部負担が一般的 |
食費・生活費 | 母専用財布で管理し全額負担 | 1日あたり1,000~1,500円 |
お礼 | 感謝の言葉+後日プレゼント | 3,000円〜+気持ちの品 |



お金と感謝はセットで伝えると、気まずさもなくスムーズです。
STEP6|代替手段の比較
手段 | メリット | デメリット |
---|---|---|
実母(祖父母) | 気心が知れて安心 | 距離・体力・関係性に配慮が必要 |
ファミサポ | 安価で自治体が紹介してくれる | 予約や相性の不安あり |
病児保育 | プロの対応で安心 | 感染症NG、予約困難なことも |
ベビーシッター | 柔軟な対応が可能 | 高額&見極めが難しい |



我が家は実母を選びましたが、事前に選択肢を比較しておくと安心です。




STEP7|罪悪感への向き合い方
「親を頼るのは甘えかも…」と感じる方も多いですよね。
私も最初はそう思っていました。
でも、母はこう言ってくれました。



困ったときはお互い様でしょ
- 無理をして倒れる前に助けを呼ぶのは「責任感」
- 親世代も「頼ってもらえること」が嬉しいこともあります
頼る=弱さではなく、家族を守る“戦略のひとつ”だと感じました。
よくある質問(Q&A)|頼る前に知っておきたいこと
Q1.飛行機代などの費用が家計的にきつい…
A. わが家も正直きつかったです。でも「安心感」や「数日の投資」と考えて割り切りました。



非常時用に積立をしておくと◎です。
Q2.実母が高齢で、負担をかけるのが申し訳ない…
A. 「無理しないでね」と何度も伝えました。



全部を頼まず、役割を絞ってお願いするだけでも大きな助けになります。
Q3.義母には頼れないの?どう考える?
A. 関係性や価値観によりますが、「遠慮して頼みにくい」という声も。



頼れるならもちろん選択肢として◎ですが、無理せず自分が気を使わない方法を選ぶのが大切です。
Q4.「実家に頼らない」と決めていた自分がつらい
A. その気持ち、よくわかります。でも「非常時だけ」と割り切ればOK。



自分を責めすぎないで、「いざというとき頼れる関係」であれたら十分です。
Q5.感謝の気持ちはどう伝えた?
A. 何度も直接「ありがとう」と伝えました。
後日、小さなギフトも送り、LINEでも改めて感謝を伝えました。
気持ちが伝われば、それで十分だと思います。
まとめ|「頼れる仕組み」を準備しておこう
- 頼るべき状況を冷静に判断する
- 呼ぶなら目的・期間・費用を明確に
- 罪悪感は不要。「チーム育児」として考える
- 頼れない場合の選択肢もあらかじめ整理しておく



育児はひとりで抱え込むものではありません。
自分を守ることは、家族を守ることにもつながります。
頑張る皆さんを応援しています!