【体験談】ワーママが管理職を降りた理由|辞める前に整理した判断軸とその後の変化

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なぜ私は「管理職を降りる」という選択肢を考えたのか

こんにちは、ワーママの皆さん!

第一子の育休復帰後、私はそのまま管理職として働き続けていました。
「管理職=キャリア」だと思っていたし、簡単に手放していいものではないと感じていたからです。

ただ、第二子を妊娠・出産し、仕事と家庭の両立が一気に“現実の問題”としてのしかかってきました。

さえママ

「この働き方、本当に続けられるのかな?」

そう感じる瞬間が、少しずつ増えていったのがきっかけです。


この記事でわかること
  • 管理職を降りるか迷ったときに整理すべき論点
  • 「続ける/降りる/辞める」を比較したときの判断軸
  • 降りたあと、実際にどう変わったか(良かった点・不安だった点)

当時の状況(仕事・家庭・体力)

仕事面では、

  • 部下のマネジメント
  • クレーム対応の最終窓口
  • 判断に正解のない意思決定の連続

が常に求められていました。

家庭では、

  • 夜泣きによる細切れ睡眠
  • 子どもの体調不良による突発対応
  • 朝は分単位で動く生活

が日常でした。

仕事量そのものよりも、

  • 「責任を背負い続ける状態」
  • 「いつ何が起きるかわからない緊張感」

が、体力より先に思考力を奪っていった感覚があります。


迷った選択肢(続ける/降りる/辞める)

当時、頭の中にはこの3つの選択肢がありました。

  • このまま管理職を続ける
  • 管理職を降りて働き方を変える
  • いったん仕事を辞める

正直、「辞める」も何度も頭をよぎりました。

毎日が時間との戦いで、
「これ以上、頑張り続けるのは無理かもしれない」と感じていたからです。

ただ一方で、

  • 再就職の難しさ
  • 収入面の不安
  • キャリアが完全に途切れること

も、現実的な不安としてありました。


私が「管理職を降りる」を選んだ判断軸

最終的に重視した判断軸は、とてもシンプルです。

  • 今の体力・気力で“安定して続けられるか”
  • 誰かに迷惑をかけ続ける前提になっていないか
  • この働き方は、1年後も再現できるか

「一時的に頑張れるか」ではなく、
「無理なく回り続けるか」を基準に考えました。

管理職を続ける選択は、当時の私にとっては“短距離走を全力で走り続ける状態”。

それに対して「降りる」は、
ペースを落として長く働くための調整だと捉えるようになりました。

迷ったときのチェックリスト

さえママ

先に結論:私は「辞める」ではなく、降りて続けるを選びました。

当てはまるほど「降りる」検討価値あり
  • 最近「判断力が落ちた」と感じる(決められない/ミスが増える)
  • 家庭の突発対応がある前提で、仕事の責任が重すぎる
  • 休むたびに「申し訳なさ」でメンタルが削られる
  • 今の役割のままだと、1年後も同じ苦しさが想像できる
  • 辞めたい理由の大半が「仕事内容」より「責任の重さ・緊張感」

管理職を降りたあと、実際どうなったか

管理職を降りたことで、

  • 出張はほぼなくなり
  • 残業も減り
  • 子どもの体調不良時にすぐ休める体制

が整いました。

役職を失ったことで「キャリアが止まった」と感じるのでは?という不安もありましたが、実際は違いました。

プレイヤーとして業務に集中できるようになり、
新しい分野のスキルを身につける機会も増えました。

「仕事って、こういう感覚だったな」と久しぶりに前向きに感じられるようになったのも、この頃です。


この判断が向いている人/向いていない人

向いている人

  • 今の働き方が「根性論」で成り立っていると感じている
  • 責任の重さよりも、継続性を重視したい
  • キャリアを“一度止める”のではなく“調整したい”人

向いていない人

  • 今は体力・環境に余裕がある
  • 管理職としての経験を短期集中で積みたい
  • サポート体制が十分に整っている

どちらが正解という話ではありません。
フェーズによって最適解は変わるというだけです。


まとめ:キャリアは「段階調整」できる

管理職を降りることは、キャリアを諦めることでも、逃げることでもありません。

私にとっては、

  • 辞めないための選択
  • 働き続けるための調整
  • 次の段階に進むための一時的な変更

でした。

キャリアは一直線である必要はありません。
ライフステージに合わせて、スピードや役割を変えていいものだと思っています。


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さえママ

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