こんにちは、ワーママの皆さん!
異動を希望したいけれど、

「どんな理由なら納得してもらえるんだろう?」
「わがままだと思われないかな…」
そんなふうに悩んだことはありませんか?
実際、育児と仕事を両立する中で「このままでは続けられない」と感じる瞬間は誰にでもあります。
でも、その思いをどう言葉にするかは、とても大切です。
この記事では、育児中のママが使いやすい「異動希望理由のテンプレート」を目的・状況別にご紹介します。
そのまま使える例文形式なので、メールや面談、申請書などにもすぐ活用できますよ。
- 育休復帰を控え、今の部署で続けられるか不安を感じているワーママ
- 子どもが小さく、今の働き方では限界かも…と悩んでいるワーママ
- 異動を希望したいけれど、どう伝えればいいか分からず動けないワーママ
異動希望理由テンプレ(目的・状況別)
1.育児と仕事の両立を理由にした例
パターンA:保育園の送迎を理由にした現実感のある文
育児と仕事の両立をする中で、特に朝夕の保育園の送迎対応が重なり、現在の勤務時間帯では調整が難しい状況です。
子どもが小さい今の時期だからこそ、柔軟な勤務体制のもとで長期的に貢献していきたいと考え、異動を希望しております。
パターンB:病児対応の負担を理由にした文
子どもの急な体調不良などによる欠勤や業務調整が頻繁に発生し、現在の部署では周囲に負担をかけてしまう場面が増えています。
より柔軟に対応できる環境で、安定したパフォーマンスを維持しながら働けるよう、異動をご相談させていただきたいと考えています。
2. キャリアの方向性を変えたい場合の例
パターンA:スキルアップ志向を前面に出す文
現在の業務にやりがいを感じつつも、将来的には〇〇分野での専門性を高めていきたいと考えております。
現部署での経験を土台とし、より深い知見を得られる環境へ異動することで、会社全体への貢献の幅も広げたいと考えています。
パターンB:組織貢献に視点を置いた文
これまでの経験を踏まえ、今後はより戦略的な業務に関わることで、自身の成長とともに組織への貢献度を高めたいと考えています。
そのため、キャリア形成の一環として新たなフィールドでのチャレンジを希望しております。
3. 通勤・勤務時間など物理的な事情からの希望
パターンA:通勤時間に課題があるケース
家庭の都合により、通勤時間の短縮が必要になってきました。現在の勤務地では早朝・夜間の送迎や家事との両立が難しいため、勤務地や勤務時間に柔軟性のある部署への異動を希望しております。
パターンB:保育園との連携を重視したケース
子どもの通う保育園の対応時間に合わせた勤務が必要な状況です。現在の勤務体系では帰宅が遅くなりがちで、家庭との両立に限界を感じております。フレックスやリモート勤務に対応した部署への異動を希望します。
4. 復帰タイミングで働き方を見直したい場合
パターンA:復職後のギャップに気づいたケース
育休復帰にあたり、これまでと同じ働き方では子育てと十分に両立できない現実に直面しました。より安定して働ける体制の部署で、長く活躍していくためにも、異動を検討させていただければと思います。
パターンB:家庭と両立できるスタートを意識したケース
復帰後のキャリアを長期的に考えたとき、最初の働き方がその後の安定性に大きく関わると感じております。安心して働ける環境で、徐々に業務の幅を広げていけるよう、異動をご相談させていただければと思います。
5. マネジメント負荷など心身の面からの見直し
パターンA:育児との両立でマネジメントが難しくなった例
現在は育児との両立に注力している時期であり、部下のフォローやマネジメント業務に十分なリソースを割くことが難しくなっています。組織全体の運営に支障をきたさないよう、当面は個人業務に専念できる部署への異動を希望しております。
パターンB:自身のコンディションに配慮した希望
日々の業務に向き合う中で、心身への負担が大きくなりつつあり、このままでは本来の力を発揮しづらいと感じています。継続的に成果を出していくためにも、業務内容の見直しを含めた異動を前向きに検討しております。
書き方のコツ
- 「〇〇ができない」ではなく「〇〇ができる環境で貢献したい」という前向きな言い換えを意識しましょう。
- ネガティブになりすぎず、「配慮を求める」より「成果を出すための提案」として伝えるのがポイントです。
- 具体例(例:リモート対応がある部署、フレックス勤務が可能な環境)を入れると説得力が増します。
実体験より:筆者のケース
私が実際に異動を希望したのは、育休復帰前の面談のタイミングでした。
復帰後も以前と同じように働くのは難しいと感じていて、正直「これまでの働き方はもう無理かも」と思っていました。
子どもが2人いると、送り迎えや体調不良の対応などもあり、どうしても独身時代のようには働けません。
でも、まわりのママたちも頑張っている中で、「大変です」と言うことがわがままに思えて、最初はすごく迷いがありました。
それでも思い切って上司に伝えてみたところ、すぐに理解を示してもらえて、むしろ「早く言ってくれてよかった」と言ってもらえました。
異動後は心にも時間にも余裕ができて、家族との時間も増え、「やっぱり相談してよかった」と今では心から思っています。
まとめ
異動を希望するのは、「甘え」ではなく「よりよい働き方を実現するための一歩」です。
大切なのは、「できないから助けて」ではなく
「こうすればもっと貢献できる」と伝えること。
あなた自身が働きやすくなることで、
家族との時間も、キャリアの未来も、きっと前向きに変わっていくはずです。



まずは、自分の気持ちを整理するところから始めてみてくださいね。
頑張るママたちを、心から応援しています!