【体験談】育休復帰後、管理職に限界を感じた私が「役職を降りた」理由とその後|育児と仕事の両立に悩むママへ

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こんにちは、ワーママの皆さん!

第一子のときは、復帰後もそのまま管理職を続けていた私。
ですが、第二子を出産した後、思い切って「管理職を辞める」決断をしました。

当時の私は、

さえママ

「もうキャリアは終わり?」
「出世コースから外れるのでは?」

とたくさんの不安を抱えていました。

でも、今思えばあのとき働き方を見直して、本当に良かったと感じています。

さえママ

今回は、そんな私の実体験をもとに、キャリアと家庭の両立に悩むママたちに向けて、私の気づきをお届けします。

この記事はこんな人におすすめ
  • 育休復帰後も管理職として頑張っているけれど、仕事と育児の両立に限界を感じているワーママ
  • 子どもとの時間を大切にしたいけれど、キャリアを手放すことに迷いがあるワーママ
  • 管理職の働き方に疑問を感じ始め、今後のキャリアを見直したいと考えているワーママ

目次

管理職として復帰した第一子のときの働き方

第一子の育休復帰後、私は管理職として働いていました。
子どもが生まれる前は睡眠時間は平均6時間ほどでしたが、出産後は夜泣き対応で深夜0時・朝5時に起きる細切れ睡眠が続きました。

睡眠不足の影響で、慢性的な頭痛が出るようになりました。
管理職だった私は、部下のフォローだけでなく、クレーム対応の最終窓口でもあり、取引先とのやり取りは業務時間外に及ぶこともありました。

仕事量そのものよりも、
・部下が起こしたクレームの責任をすべて背負うこと
・正解のない判断をし続けること
この2点が一番の負担でした。

当時は「今日をどう乗り切るか」だけで精一杯で、将来のキャリアを考える余裕はありませんでした。

ある日のスケジュール

時間内容
7:00起床 → 洗顔・スキンケア → 子どもを起こす
7:10子どものおむつ替え
7:15朝食の準備 → 子どもはYouTube視聴
7:30朝ごはんスタート
7:45子どもより先に食べ終わり → 歯磨き・体温測定 → 連絡帳記入
7:55自分のメイク・ヘアセット
8:10テーブル片付け → 食洗器セット
8:15子どもの歯磨き・お着替え
8:25子どもに靴を履かせる → ベビーカー準備
8:30出発!

営業職で毎週のように出張に出ていた時期、子どもの体調不良が重なり、急な予定変更が続くことに。

さえママ

前日にお客様へキャンセルの連絡をすることが増え、精神的にも追い詰められていました。

中でもつらかったのは、打ち合わせが長引いて保育園のお迎えに間に合わなかった日。

社内会議であれば切り上げられたかもしれませんが、相手はお客様。

さえママ

途中で抜けることもできず、ただただ焦りました。

また、朝の子どものグズりで登園が遅れ、会議に間に合わずオンラインで途中参加。画面越しに感じた冷たい視線に、涙が出そうになったのを覚えています。


辞めると決めるまで1年以上悩んだ理由

管理職を辞めるかどうか、私は1年以上悩み続けました。

役職を降りるのはもったいない、給与が下がる不安、出世コースから外れる恐怖。すべてが現実的な不安としてありました。

信頼していた先輩が人事に異動したことをきっかけに、月1回ペースでキャリア相談を続けました。

さえママ

私の体験談を通して、マミートラックに関する不安やリアルな現実、そして選択肢についてお話してます。

妊娠中のクレーム対応で決断した瞬間

第二子の妊娠中もクレーム対応は続き、1年で3〜4回の謝罪訪問をしていました。

ある謝罪訪問の途中、妊娠中にもかかわらず強い吐き気に襲われ、トイレで嘔吐しました。

さえママ

そのとき「この働き方はもう続けられない」と初めて明確に判断しました。

第二子をきっかけに働き方を見直す

第二子を妊娠したとき、つわりが重く、これまでのような出張の多い働き方は続けられないと感じました。

さえママ

「これ以上仕事の時間は避けない」
「家庭の時間をもっと大切にしたい」

そんな思いが募り、私は管理職を降りる決断をしました。

上司には

さえママ

部署異動をしたいです。もう管理職じゃなくてもいいです。

と素直に伝えました。

驚かれはしましたが、私の体調や家庭の事情を理解し、ポジションの調整にも協力してくれました。


管理職を辞めて変わったこと

以前は、役職に囚われて「マネジメントこそがキャリア」と信じていました。 でも実際は、部下のマネジメントやクレーム対応に追われ、自分の時間も心の余裕もありませんでした。

いまはプレイヤーとして、自分の業務に集中できるポジションに。 残業なし・出張なし・子どもの体調不良時にはすぐに休める体制。

さえママ

部署異動後も学びが多く、「仕事って楽しい」と久しぶりに感じられました。


「キャリア=役職」じゃないと気づいた

管理職を辞めた当初は「キャリアを手放した」「出世コースから外れた」と思っていました。

でも、その後「出世してどうなりたい?」
「自分にとって本当に大切なものは?」と
問い直したとき、気づいたんです。

スキルを身につけ、自分らしく働き続けることこそ、私にとってのキャリアだと。

さえママ

キャリアのプロに相談した体験談は下記をご覧ください。


今、悩んでいるママへ

いまの働き方にモヤモヤしているなら、それは「甘え」ではなく「見直しのサイン」。

頑張り屋のママほど、自分の限界に気づきにくいものです。

さえママ

でも、何が大切か、どうなりたいか、一度立ち止まって考えてみてください。

頑張る皆さんを応援しています!



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