こんにちは、ワーママの皆さん!
子育てと仕事の両立に限界を感じて、退職を決意したものの──

「上司にどう伝えればいい?」「失礼にならない言い方は?」
と不安になることもありますよね。
特にワーママは、体調や家庭の事情など“わかってほしいけど深く説明したくない”理由も多く、言葉選びに悩むものです。



この記事では、退職を決意したワーママが上司へ伝えるときに使えるメール例文を、理由別に12パターンご紹介します。
あわせて、よくある質問や注意点もわかりやすくまとめました。
そのままコピペして使える実用的な内容なので、ぜひご活用ください!
- 上司にどう退職を伝えるか悩んで検索からたどり着いた、育休復帰後に限界を感じているワーママ
- 子育てと仕事の両立が苦しくなり、円満に退職したいと考えているフルタイム勤務のワーママ
- 初めての退職でマナーや伝え方に不安がある、職場への気遣いを大切にしたいワーママ
上司に退職の意志を伝えるときのポイント
- まずはメールやチャットで「お伝えしたいことがある」とアポを取るのが安心
- 本文でいきなり「退職します」と断定しないほうが丁寧
- 感謝の気持ちを添えると印象が柔らかくなる
- 退職理由は詳細に書かず、「家庭の事情」などでOK



「お伝え」という表現を使うことで、相手の心証を損ねにくくなります
家庭の事情で退職を考えている場合
例文①
件名:退職に関するミーティングのお願い
〇〇部長
お疲れ様です、〇〇です。
家庭の事情により、退職を視野に入れております。
一度、ミーティングをさせていただきたく、ご都合の良いお時間をいただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。



「退職」の文言は明記しつつ、“お伝え”という柔らかいスタンスで印象◎
例文②
件名:退職に関するご相談(部署+名前)
〇〇部長
お疲れ様です、〇〇です。
子どもとの生活環境の変化に伴い、勤務継続が難しくなってきました。
今後についてご相談させていただければと存じます。
お忙しい中恐縮ですが、ご調整いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。



「子ども」という単語を出すことで共感を得やすくなります
例文③
件名:退職に関するご相談のお願い(部署+名前)
〇〇部長
いつもご配慮いただきありがとうございます。〇〇です。
年度替わりにあわせて退職を検討しており、
お伝えのお時間をいただければと思っております。
お手すきの際にご返信いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。



タイミング(年度・月末)を理由にすると、現実的かつ自然な印象になります
育児との両立が難しくなってきた場合
例文①
件名:退職を視野に入れたご相談(部署+名前)
〇〇部長
お疲れさまです。〇〇です。
育児との両立に難しさを感じており、退職も視野に入れております。
一度お話しさせていただければ幸いです。
ご都合の良いお時間をご教示ください。
どうぞよろしくお願いいたします。



両立の難しさに言及すると、共感されやすく説得力が増します
例文②
件名:今後の勤務について(部署+名前)
〇〇部長
いつも温かくご対応いただきありがとうございます。〇〇です。
育児と仕事のバランスに悩む中で、退職という選択肢も検討しております。
ご多忙のところ恐縮ですが、お時間をいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。



感謝を先に置くことで、“一方的ではない姿勢”が伝わります
例文③
件名:退職の意向に関して(部署+名前)
〇〇部長
お疲れ様です。〇〇です。
時短勤務の中でもご配慮いただいておりますが、
今後の働き方について見直しを検討しており、退職も選択肢に入れております。
一度、面談のお時間をいただけますでしょうか。
お忙しい中大変恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。



今の制度に感謝しつつも、現状が難しいことをやんわり伝えられます
体調・メンタル面での理由
例文①
件名:勤務についてのご相談(部署+名前)
〇〇部長
お疲れ様です。〇〇です。
最近体調面で不安があり、業務の継続に迷いが生じております。
退職も含め、今後についてご相談させていただければ幸いです。
何卒、よろしくお願いいたします。



詳細に触れず「不安がある」と言えば、理由は伝わりやすいです
例文②
件名:退職を検討しており打ち合わせのお時間をください(部署+名前)
〇〇部長
ご多忙のところ失礼いたします。〇〇です。
最近、気力や集中力の低下を感じており、仕事との向き合い方を見直しております。
打ち合わせの機会をいただけましたら幸いです。
お手数おかけしますが、何卒、よろしくお願いいたします。



「気力・集中力」と表現するとメンタル系の悩みも伝えやすくなります
例文③
件名:今後の勤務についてご相談させてください(部署+名前)
〇〇部長
お疲れ様です。〇〇です。
これまで多くのご配慮をいただきながら業務を続けてまいりましたが、
心身の面で負担を感じており、退職も含めた今後についてご相談できればと思っております。
何卒、よろしくお願いいたします。



まず感謝 → 次に“負担感” → お伝え、という流れが誠実です
よくある質問Q&A|退職の意志を伝える前に気になること
Q1. 転職先が決まっている場合、上司に伝えるべき?
A. 転職先を伝える義務はありません。「次の勤務先が決まっている」とだけ伝える形で問題ありません。伝えるかどうかは、ご自身の判断で大丈夫です。
Q2. 退職理由はどこまで伝えればいい?
A. 詳細を話す必要はありません。「家庭の事情」や「体調を考慮して」など、やんわりとした伝え方で十分です。無理に踏み込まず、伝えたい範囲で大丈夫です。
Q3. 退職のお伝えはどのタイミングで切り出せばいい?
A. 退職希望日の1〜2か月前が目安です。繁忙期や直前すぎる時期は避け、引き継ぎの時間を確保できる時期に伝えるのが理想です。
Q4. 口頭とメール、どちらがよい?
A. まずはメールやチャットで「お伝えしたいことがある」とアポイントを取り、改めて口頭で伝える流れがおすすめです。突然口頭で切り出すより、心の準備をしてもらいやすくなります。
Q5. 引き止められたときはどうすれば?
A. 一度持ち帰って冷静に考えてOKです。感情的にならず、「自分と家族にとって最善の選択かどうか」で判断しましょう。無理にその場で結論を出す必要はありません。
まとめ|「退職します」と言う前の“お伝えフェーズ”が大切です
いきなり「辞めます」と切り出すよりも、まずは「お伝えしたい」というスタンスで臨むことで、 上司との関係性を損なわず、円満な退職につながりやすくなります。
ワーママならではの事情に寄り添った、丁寧な言い方・伝え方で、あなたの決断を後押しできますように。
頑張る皆さんを応援しています!