【例文+実体験】育休明けの異動希望を成功させるための完全ガイド|子育てママ向け 上司・人事への伝え方まとめ

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こんにちは、ワーママの皆さん!

育休復帰後、

さえママ

「今の部署のままだと、子育てとの両立が正直きつい…」
「育休明けに異動希望を出したいけれど、どう伝えればいいか分からない」

と悩んでいませんか?

私自身も、1人目の育休後は同じ部署に復帰しましたが、
2人目の育休明けには、子育てと仕事のバランスを考えて「部署異動を希望する」という選択をしました。

さえママ

どうすれば部長からの評価を落とさず、スムーズに部署異動できるか。
実際に異動希望を伝えたときの流れや、メール文章の工夫を、私の実体験をもとにお伝えします。

この記事では、育休明けに異動希望を出したい子育てママ向けに、上司・人事への伝え方とメール例文をまとめました。

この記事はこんな人におすすめ
  • 育児と仕事を両立させたいと考えているが、現状の業務では難しさを感じているワーママ
  • 育休復帰後の部署異動を検討しているが、どのように希望を伝えるか悩んでいるワーママ
  • 育児の負担を軽減するために、より柔軟な働き方ができる部署を探しているワーママ
目次

私が育休復帰後に異動希望を出したときの流れ(実体験)

まずは、私が実際に「育休明けに部署異動を希望した」ときの流れを簡単にご紹介します。

  • 育休中〜復帰直後:復帰後の働き方をイメージしてみたときに、現在の業務内容・会議時間・残業前提の文化などを考えると、「このまま同じ部署で続けるのは厳しいかもしれない」と感じるようになりました。
  • まずは信頼できる上司に相談:いきなり「異動したいです」とは言わず、「育児と仕事の両立で不安に感じていること」「続けていきたい気持ちはあるが、今の体制だとパフォーマンスが落ちそうなこと」を率直に共有しました。
  • タイミングは面談や1on1の場で:評価面談や1on1の時間を使い、「長く働き続けるために、別の部署で力を発揮できないか」と相談ベースで話を切り出しました。
  • 上司と一緒に選択肢を整理:いきなり「この部署に行きたいです」と一点張りにするのではなく、「在宅勤務がしやすい部署」「コアタイムが短い部署」など、条件ベースで候補を一緒に考えてもらいました。
  • 人事への正式な相談:上司の了承を得てから、人事へメールで相談。希望だけを押し通すのではなく、「会社にどう貢献したいか」「今後のキャリアをどう考えているか」もセットで伝えるようにしました。
  • 異動決定まで:すぐに話が進んだわけではなく、数か月〜半期単位での調整になりましたが、その間も「今の部署でできること」をしっかりやることを意識していました。

ポイントは、「子育てが大変だから楽な部署に行かせてください」ではなく、「長く働き続けるために、こういう形で貢献したい」というスタンスで伝えることでした。

上司への伝え方

パターン1:スタンダード(育児とキャリア両立を理由に)

メール文

件名:部署異動のご相談について

〇〇部長

お疲れ様です。〇〇部の〇〇です。
本日は、今後の働き方についてご相談がありご連絡いたしました。

現在、育児と仕事の両立をする中で、より柔軟な働き方ができる環境での業務を希望しております。
そのため、可能であれば部署異動についてご相談の機会をいただけないかと思い、ご連絡いたしました。

これまで〇〇部で学ばせていただいた経験を活かしつつ、別部署での挑戦を通じて、
引き続き会社に貢献していきたいと考えております。

お忙しいところ恐れ入りますが、お時間をいただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。

パターン2:より前向き・キャリア重視の表現

メール文

件名:部署異動のご相談について

〇〇部長

いつもお世話になっております。〇〇部の〇〇です。
今後のキャリア形成および働き方について、ぜひご相談したいことがありご連絡いたしました。

現在の業務にもやりがいを感じておりますが、今後は育児と両立しながらも、
これまで以上にパフォーマンスを発揮できる業務内容・体制にチャレンジしたいと考えております。

具体的には、〇〇部での業務経験を活かしつつ、××部での新たな役割に取り組めたらと考えております。

お忙しい中恐縮ですが、改めてご相談のお時間をいただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。

パターン3:少しくだけた表現で話しやすさを重視

メール文

件名:今後の働き方についてご相談です

〇〇部長

お疲れ様です。〇〇部の〇〇です。
突然のご連絡となり恐縮です。今後の働き方について、一度ご相談させていただきたくご連絡しました。

現在、育児と仕事のバランスをとる中で、働き方の見直しを考えるようになりました。
より柔軟な勤務体制の部署で、これまでの経験を活かしつつ新たな挑戦ができたらと考えています。

ご多忙のところ大変恐縮ですが、もしお時間をいただけましたら、
一度直接ご相談できれば嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。

ワンポイントアドバイス

  • 件名は「ご相談」「働き方の見直し」などのワードで柔らかく
  • 最初のメールでは具体的な希望部署は書かず、口頭での相談に回すのが丁寧です
  • 感情ではなく「貢献意欲・経験を活かしたい」の姿勢をセットで伝えると好印象

人事部への伝え方

パターン1:スタンダード・丁寧で誠実な印象

メール文

件名:部署異動の希望について(〇〇部 〇〇)

人事部ご担当者様

お世話になっております。〇〇部の〇〇です。
このたび、現在の業務内容や家庭環境を踏まえ、部署異動を希望しております。

具体的には、育児と両立しながらも、これまで培ったスキルを活かせる環境での業務に取り組みたいと考えております。
すでに上司の〇〇部長には相談済みで、了承を得ております。

希望としては、××部のような柔軟な勤務体制がある部署での勤務を希望しております。
詳細についてご相談させていただけますと幸いです。

お忙しいところ恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。

〇〇部 〇〇(氏名)

パターン2:キャリア形成と家庭事情を両立する意欲を強調

メール文

件名:部署異動希望のご連絡(〇〇部 〇〇)

人事部ご担当者様

いつもお世話になっております。〇〇部の〇〇です。
現在の働き方を見直し、今後のキャリア形成と家庭との両立のため、部署異動を希望しております。

これまで担当してきた業務で培った経験を、別部署での新たな挑戦に活かし、
より一層の貢献をしていきたいと考えております。

上司の〇〇部長にはご相談済みで、理解をいただいております。
つきましては、今後の対応についてご相談させていただけますと幸いです。

何卒よろしくお願い申し上げます。

〇〇部 〇〇

パターン3:柔らかめで相談ベースにしたいとき

メール文

件名:部署異動についてのご相談(〇〇部 〇〇)

人事部ご担当者様

お世話になっております。〇〇部の〇〇です。
このたび、今後の働き方についてご相談させていただきたく、ご連絡いたしました。

家庭との両立や、今後のキャリアを見据えた働き方の一環として、部署異動を希望しております。
現在の上司である〇〇部長にも相談し、ご理解をいただいております。

もしお時間いただけるようでしたら、改めて面談の機会などを設けていただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

〇〇部 〇〇

送信時のポイント

  • 件名は「部署異動 希望」や「ご相談」などで用件を明確に
  • すでに上司と話がついている場合は必ずその旨を明記
  • 希望部署名を書く場合は、“あくまで希望として”とやわらかく
  • 文末で面談・打ち合わせの機会をお願いしておくとスムーズです

子育てを理由に異動希望を出すときの「理由」書き方例文

「子育てが理由で異動したい」と伝えるのは、少し勇気がいりますよね。

ポイントは、「大変だから楽をしたい」ではなく、「この条件なら長く・安定して貢献できる」という前向きな理由に変換することです。

理由の書き方例1:勤務時間・送迎の都合

現在、保育園の送迎や子どもの体調不良による急なお休みが増え、
これまでと同じ勤務時間帯・働き方を続けることが難しくなってきました。

育児と仕事の両立をしながら、安定してパフォーマンスを発揮するためにも、
勤務時間や在宅勤務の調整がしやすい部署での勤務を検討したく、部署異動をご相談させていただきました。

理由の書き方例2:業務の特性と負荷

現在担当している業務は、夜間の対応や突発的な対応が発生することも多く、
育児との両立を考えると、今後十分なパフォーマンスを発揮し続けることが難しいと感じております。

これまでの経験を活かしつつ、業務時間やスケジュールが比較的読みやすい部署であれば、
より安定して成果を出せると考えており、そのような観点から部署異動を希望しております。

理由の書き方例3:長く働き続けるための前向きな理由

子育てと仕事の両立をしながら、今後も長く御社で働き続けたいと考えております。
そのために、ライフステージに合った働き方ができる部署で、これまでのスキルを活かして貢献したいと考えています。

一時的なわがままではなく、
中長期的に会社へ貢献し続けるための選択として、部署異動をご相談させていただきました。

このように、「子育てで大変です…」で終わらせるのではなく、
「こうすれば、より安定して貢献できます」という形に理由を組み立てるのがポイントです。

よくある異動希望の理由って?

さえママ

異動をお願いしたいけど、どんな理由なら受け入れてもらえるのかな?

そんなふうに悩むママも多いと思います。

実際には、下記のような理由で異動を希望するケースがよくあります。

  • 育児と仕事の両立をしやすくするため
  • 通勤や勤務時間に制限が出てきたため
  • キャリアの方向性を変えたい・専門性を深めたい
  • マネジメント業務の負担が大きく、個人業務に集中したい
  • リモートワークやフレックス勤務が可能な部署で働きたい

伝え方としては、「今のままでは続けられない」よりも、
「より良い働き方で貢献したい」という前向きな表現が効果的です。

さえママ

「異動希望理由 子育て」「育休明け 異動希望」といったキーワードで調べている方は、
より具体的な理由の書き方や状況別のテンプレがまとまっている下記の記事も参考になると思います。

異動希望以外の選択肢で悩んでいるときは

ここまで読んでみて、

「本当は異動だけで何とかなる問題じゃないかもしれない」
「管理職との両立に限界を感じている」
「このまま働き続けるのが不安」

という思いがよぎった方は、ぜひ下記の記事も読んでみてください。

異動希望はあくまでひとつの選択肢です。

「今の会社で働き方を変える」もあれば、
「環境を変える」「役割を再検討する」という選択肢もあります。

さえママ

自分と家族にとって一番納得できる選択肢を見つけられるよう、ぜひ色々な体験談を読んでみてください。

まとめ

部署異動を希望する際は、理由を明確にし、上司や人事部に誠実に伝えることが重要です。

そのうえで、「子育てが理由」だけで終わらせず、「こうすれば長く・安定して働き続けられる」という前向きなメッセージを添えることで、相手にも納得してもらいやすくなります。

日頃からのコミュニケーションを大切にし、自分のキャリア目標と家庭環境を考慮した選択をしていきましょう。

さえママ

部署異動が叶うことで、育児と仕事の両立がよりスムーズになるかもしれません。
無理をしすぎず、「続けられる働き方」を一緒に探していきましょう。

頑張る皆さんを応援しています!


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