こんにちは、ワーママの皆さん!
第一子のときは、復帰後もそのまま管理職を続けていた私。
ですが、第二子を出産した後、思い切って「管理職を辞める」決断をしました。
当時の私は、

「もうキャリアは終わり?」
「出世コースから外れるのでは?」
とたくさんの不安を抱えていました。
でも、今思えばあのとき働き方を見直して、本当に良かったと感じています。



今回は、そんな私の実体験をもとに、キャリアと家庭の両立に悩むママたちに向けて、私の気づきをお届けします。
- 育休復帰後も管理職として頑張っているけれど、仕事と育児の両立に限界を感じているワーママ
- 子どもとの時間を大切にしたいけれど、キャリアを手放すことに迷いがあるワーママ
- 管理職の働き方に疑問を感じ始め、今後のキャリアを見直したいと考えているワーママ
管理職として復帰した第一子のときの働き方
第一子の育休明け、私は営業職の管理職として復帰しました。



出張の多い業務を引き継ぎながら、保育園との両立に追われる毎日。
▼ある日のスケジュール
時間 | 内容 |
---|---|
7:00 | 起床 → 洗顔・スキンケア → 子どもを起こす |
7:10 | 子どものおむつ替え |
7:15 | 朝食の準備 → 子どもはYouTube視聴 |
7:30 | 朝ごはんスタート |
7:45 | 子どもより先に食べ終わり → 歯磨き・体温測定 → 連絡帳記入 |
7:55 | 自分のメイク・ヘアセット |
8:10 | テーブル片付け → 食洗器セット |
8:15 | 子どもの歯磨き・お着替え |
8:25 | 子どもに靴を履かせる → ベビーカー準備 |
8:30 | 出発! |
営業職で毎週のように出張に出ていた時期、子どもの体調不良が重なり、急な予定変更が続くことに。



前日にお客様へキャンセルの連絡をすることが増え、精神的にも追い詰められていました。
中でもつらかったのは、打ち合わせが長引いて保育園のお迎えに間に合わなかった日。
社内会議であれば切り上げられたかもしれませんが、相手はお客様。



途中で抜けることもできず、ただただ焦りました。
また、朝の子どものグズりで登園が遅れ、会議に間に合わずオンラインで途中参加。画面越しに感じた冷たい視線に、涙が出そうになったのを覚えています。
詳しくはこちらの記事でも紹介しています。


第二子をきっかけに働き方を見直す
第二子を妊娠したとき、つわりが重く、これまでのような出張の多い働き方は続けられないと感じました。



「これ以上仕事の時間は避けない」
「家庭の時間をもっと大切にしたい」
そんな思いが募り、私は管理職を降りる決断をしました。
上司には



「部署異動をしたいです。もう管理職じゃなくてもいいです。」
と素直に伝えました。
驚かれはしましたが、私の体調や家庭の事情を理解し、ポジションの調整にも協力してくれました。


管理職を辞めて変わったこと
以前は、役職に囚われて「マネジメントこそがキャリア」と信じていました。 でも実際は、部下のマネジメントやクレーム対応に追われ、自分の時間も心の余裕もありませんでした。
いまはプレイヤーとして、自分の業務に集中できるポジションに。 残業なし・出張なし・子どもの体調不良時にはすぐに休める体制。



部署異動後も学びが多く、「仕事って楽しい」と久しぶりに感じられました。


「キャリア=役職」じゃないと気づいた
管理職を辞めた当初は「キャリアを手放した」「出世コースから外れた」と思っていました。
でも、その後「出世してどうなりたい?」「自分にとって本当に大切なものは?」と問い直したとき、気づいたんです。
スキルを身につけ、自分らしく働き続けることこそ、私にとってのキャリアだと。



キャリアのプロに相談した体験談は下記をご覧ください。




今、悩んでいるママへ
いまの働き方にモヤモヤしているなら、それは「甘え」ではなく「見直しのサイン」。
頑張り屋のママほど、自分の限界に気づきにくいものです。



でも、何が大切か、どうなりたいか、一度立ち止まって考えてみてください。
頑張る皆さんを応援しています!